Short stories #04 鍵のかかっていない鳥籠
「ここは、鍵のない鳥籠のようなものかもしれません」彼女はひとりごとのように、そう呟いた。「ここを、小説にしてほしいんです」そう言われたとき、永衣は少しだけ考えて、すぐに頷いた。断る理由はなかったし、なにより、その“空気”に興味を持ってしまっ...
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