Short stories #04 鍵のかかっていない鳥籠 「ここは、鍵のない鳥籠のようなものかもしれません」彼女はひとりごとのように、そう呟いた。「ここを、小説にしてほしいんです」そう言われたとき、永衣は少しだけ考えて、すぐに頷いた。断る理由はなかったし、なにより、その“空気”に興味を持ってしまっ... 2026.05.02 Short stories